上五島簡易宿所
設計コンセプト
本設計は、企業の二つの主要な経営理念、すなわち「お客様のニーズに無限の創造でこたえる」と「全社員の幸福の追求」の実現を計画の核としました。
まず、お客様への信頼に応える物流の安全・確実性を体現するため、無駄をそぎ落とした洗練されたデザインを基盤としつつ、「無限の創造」として新たな切り口の設計デザインを取り入れ、豊かな空間の創出を目指しました。次に、「人」の質から物流を考えるという視点から、従業員のモチベーション、満足度、生産性の向上を促し、優秀な人材確保に繋がる最適なオフィス環境を目指しました。
配置計画では、解体予定の整備工場跡地を最大限に活用し、敷地に無駄のない計画としました。東側外壁ラインを既存棟と揃えることで建物群としての一体感を出し、本社事務所として来訪者からの視認性とアプローチのしやすさも確保しています。
平面計画では、機能的で効率的な動線を実現する中廊下方式を採用。執務空間を東面に配置して快適な執務環境を確保し、間仕切り変更に柔軟に対応できる弾力的な計画としています。また、各階廊下で既存事務所棟とスムーズに接続します。
立面計画では、既存棟と一体となる白系をベース色としました。さらに、機能的な要素(庇や屋根)をデザインに取り込み、企業のロゴ(LC)をイメージしたアクセントを鏡面仕上げで加え、質感の対比により存在感を生み出し、時間や季節の変化を映し出す豊かな表情を持つデザインとしています。